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ストレスない人ほど注意！実は起こっている体の不調

ストレスない人ほど注意！実は起こっている体の不調

2025/03/31

こんにちは、東林間整骨院の宮﨑です。多くの方が「私はストレスを感じていない」と思っていても、実は自律神経の働きが乱れていることがあります。自律神経は、私たちが意識しなくても体の多くの機能を調整してくれる神経ですが、なにかしらのストレス（肉体的、精神的、環境的、化学的）＝負担が加わると、自律神経のバランスが崩れてしまうことがあります。これが原因で、筋肉のコリが取れにくくなったり、お腹の不調や睡眠の質の低下といった体の不調が現れることがあります。
今回は、自律神経の乱れが引き起こす体への影響について詳しくお話しします。

1自律神経の働きとストレスの関係

自律神経は、交感神経と副交感神経の二つの神経から成り立っています。交感神経は「活動モード」を担当し、副交感神経は「リラックスモード」を担当しています。通常、交感神経と副交感神経はバランスをとって体を調整していますが、ストレスが多くなると、交感神経が優位に働き続けることがあります。この状態が続くと、副交感神経がうまく働かず、体がリラックスできなくなります。

2筋肉のコリが取れにくくなる理由

交感神経が過剰に働いている状態では、筋肉が常に緊張状態にあるため、筋肉のコリが取れにくくなります。ストレスが溜まると、無意識のうちに肩や首の筋肉が緊張し、血流が悪くなり、酸素や栄養が筋肉に届きにくくなります。この結果、筋肉が硬くなり、コリが解消されにくくなるのです。また、ストレスが続くことで、筋肉の回復が遅れ、慢性的なコリが引き起こされやすくなります。

解決策として
ストレスを軽減し、リラックスできる時間を持つことが大切です。また、定期的にストレッチや整体で、筋肉の緊張をほぐすことや、自律神経の働きを整えることが有効です。

3便通の乱れ

自律神経の乱れは、消化器系にも大きな影響を与えます。交感神経が過剰に働くと、消化器官の働きが鈍くなり、便通が悪くなることがあります。副交感神経がしっかり働いていると、消化活動が活発になり、便通もスムーズになりますが、ストレスが溜まりすぎると交感神経が優位になり、胃腸の働きが弱まります。これにより、便秘や腹部の張り、消化不良などが引き起こされることがあります。

解決策として
規則正しい生活習慣を心がけ、リラックスできる時間を確保することが大切です。また、食物繊維が豊富な食事を摂ることや、軽い運動をすることで便通を改善することができます。お風呂でリラックスすることも、消化器官を元気にするために有効です。

4睡眠の質の低下
ストレスが溜まると、寝ても休んだ気がしない、朝起きたときに疲れが取れていないと感じることがよくあります。これは、自律神経のバランスが乱れているため、副交感神経が十分に働かず、深い眠りが得られないからです。交感神経が優位のままだと、心拍数や血圧が上がり、寝つきが悪くなることがあります。さらに、深い睡眠に入ることができないと、体の回復が十分に行われず、日中の疲労感が続くことになります。

解決策として
寝る前のリラックス時間を作り、温かいお風呂や軽いストレッチを行うことで、副交感神経を活性化させ、寝つきが良くなります。また、寝室の環境を整え、静かな、暗い環境を作ることも、深い眠りを得るために大切です。